Gil Evans Orchestra / Live at Umbria Jazz Vol.1

namex2006-01-10

今回はJAZZ。
GIL EVANS、1987年のライブです。
約20分に及ぶ最後の曲 "Bud and Bird"の一曲で失禁します。
相変わらず独特の低音楽器の動きがかっこ良く、ソロを交えてテーマが徐々に複雑になっていく様子は嫌でもテンションあがります。

Live at Umbria Jazz Vol. 1

Live at Umbria Jazz Vol. 1


あのMILES DAVISと共にJAZZの歴史を作ってきたといっても過言ではない彼の中では後期の作品ですが、全く素晴らしい才能です。


1950年にMILESと共に「クールの誕生」を発表し

Birth of the Cool

Birth of the Cool

その後1960年、「クールからの脱出」を発表し

Out of the Cool

Out of the Cool

さらにその後1961年にはコレ。

イントゥ・ザ・ホット

イントゥ・ザ・ホット

いかにジャズシーンを牽引してきたかがわかります。彼の死後、オーケストラは息子のMILES EVANSが率いてトリビュートアルバムなどを発表しています。

MILES & GILがジャズを牽引し、GILは息子にMILESと名付け、息子MILESはGIL GOLDSTEINと組んで新世代MILES & GILで新たにジャズを創造する

という感じの記事をJAZZLIFE誌かなにかで読んだ事があります。輪廻な展開にちょっと感動。