handsomebuggy exhibition C46 vol.2


あなたが19歳の頃、夢中に聴いた音楽は何でしたか?
ある人は学生から社会人へ、ある人は田舎から都会へ、
ある人は予備校へ、キャンパスへ、または仕事場へ。
そんなあの頃、あなたが夢中になった音楽は何ですか?

handsomebuggy exhibition“C46”vol.2


デザイン・アートユニット、ハンサムバギーによる“C46”に今年も参加させていただきました。19歳ですよ。まだまだ春は青かったし、まだティッシュの箱が今より大きかったような気がする。

そんな感じでうっすい記憶をたよりに当時を振り返るとPeter GabrielやDavid Burneなどがいろいろ紹介した第三世界の音楽が注目されるようになったり、打ち込みなどでゴテゴテに装飾されてた曲から、生楽器のライブ感みたいなものが重要視されるようになったり、そんな90年代の空気を再現したのがSide-A。

一方で日本人のミュージシャンたちもバンドブームが飽和状態を迎え、次世代的にクラブサウンドを取り入れた曲をいろいろリリースして盛り上がってきました。それを聴いてる自分のカルチャーもさいせんたーんな気分になってるのをイタイタしく再現したのがSide-B。

ついでに思い出したけど、箱の底からティッシュを持ち上げるミシン目の仕組みはもうありましたよ。

選曲したものはロンモチ19歳のころに聴いていた曲なのですが、今現在の自分が俯瞰で眺めてみると当時とは違う感覚がありますね。
それぞれ音楽雑誌に紹介されてる音楽と、カルチャー雑誌で紹介されてるような音楽にまとまったような感じですか。hitomiがモデルだったFINEとか買ってたよなあ、サーフィンしたことないけど。今思えばまだまだ音楽がファッションに直結していた時代だったよなーと思います。今もそうなんですかね。
今回あからさまなヒップホップは敢えて選びませんでしたが、スチャダラがデビューしたり、B.D.P.やPublic EnemyDe La Soulなどもぞくぞく来日してたのもこの頃でしたか。みんなで観に行きましたよ。
個人的にも、ライブハウスのステージに立ったり、クラブでオールナイトを経験したり、DT卒業したりと、16歳だった前回よりもいろんな経験値はあがってます。えへへへ。

再びこんな面白い企画に参加できて嬉しいです。
Handsome Designありがとう。メリクリ。これからもよろしく。