I Hate Rock'n' Roll

誰もかも常に写真に撮られたがる時代、これぞ日常の悪夢さ。十万、百万とあるブログの数、そしてゴキブリみたいなヤツがルックスをきめてセレブごっこをする時代。。。ウオホールの生まれかわりのふりをする者、でたらめな革命を起こす者。。。これぞシャラロックだ。シャララ族のロック。(仏語でシャララ族は’表面世代’を指す)この現象が始まったのは90年代だったかな。当時はプラダに身を包んだクラッシュのメンバーと出くわすことができたっけ。今はミニクラッシュとも呼べる坊や達がプラダの広告のモデルを勤める。ポーズをきめるモデルちゃん達が本物のヒーローの代わりになった。
ぼくはロックンロールなんか、大嫌いさ。
しかし、アメリカにはこういう賢明な表現がある。’雨の後には太陽が現れる’。音楽産業が危機に沈む中、この現象は才能すらない自己中心の空話症達を落下に導き、そして多くのミュージシャンはやっとポーズや上辺よりも音楽に集中し、卑賤で働き者であることがインスピレーションたっぷりでビジョネアであることと同じくらいに大事だと気がついた。
この新しい動向から生まれた新世代バンド(Housse de Racket, Chateau Marmont, Koko Von Napoo, The Teenagers)より、A.P.C.とコラボレーションのTシャツをつくりたいという願いがありこうして限定のTシャツができあがったばかりだ。

ジャン・トゥイトゥ
A.P.C.

ちょっと前にもRAMONESのGABBA GABBA HEYと描いたTシャツを展開していたA.P.C.代官山UNITでイベントをするそうです。チャージフリーとは太っ腹。コラボTのリリースパーティーという位置付けなのか。
UNITのSCHEDULE


ジャン自身もSPECIAL PERFORMANCEと名前を連ねてますね。以前から音楽を重要視してA.P.C.からいろいろリリースしてたりするのですが、どんなことをするんでしょうか。過去には藤原ヒロシなどともコラボってた記憶がある。


ライブはHOUSSE DE RACKET。以前にFLAKE RECORDSでもフランスから直接仕入れて、耳の早いファンたちに受け入れられたBENJAMIN DIAMONDのバックバンド二人のユニットです。

HOUSSE DE RACKET / FOURTY LOVE(CD) on FLAKE RECORDS


THE TEENAGERSはもう日本でも知れ渡った感じはしますね。FLAKEではTシャツやトートも売ってます。今回はメンバーの一人QUENTINだけが来るようです。

THE TEENAGERS on FLAKE RECORDS


KOKO VON NAPOOは女性3人+男性1人のバンド。デビューシングル曲のカップリング違いの再発盤が入荷してました。CHICKS ON SPEED、METRONOMY、MUNK、KITSUNEのGILDAS & MASAYAらとイベントに出演したりしてます。
KOKO VON NAPOO / POLLY (7") on FLAKE RECORDS


いずれも青春を謳歌してるような若いバンドで初々しいな。


あと、今回来日はしないけど、コラボってるCHATEAU MARMONTはINSTITUBESのサブレーベルUNSUNNEDからデビュー12インチがリリースされてますね。80's NEW WAVE感溢れるシンセが気持ちいいです。
CHATEAU MARMONT / SOLAR (12") on FLAKE RECORDS

同INSTITUBESからリリースしてるMIDNIGHT JUGGERNAUTSでのリミックスや、 KITSUNEからリリースされてる、話題のLA ROUXやHEARTSREVOLUTIONでもリミックスで参加してたりしてます。
MIDNIGHT JUGGERNAUTS / INTO THE GALAXY (12") on FLAKE RECORDS
LA ROUX / QUICKSAND (12") on FLAKE RECORDS
HEARTSREVOLUTION / ULTRAVIOLENCE (12") on FLAKE RECORDS


個人的にも大好きなA.P.C.がこういう新世代のバンドらとコラボしてるのがとても嬉しくて書いてみました。