John Cage
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ドイツ東部、ハルバーシュタットのブキャルディ廃教会にて続けられる演奏予定時間639年の音楽がこのほど、開始5年目にしてようやく第二のコードへと進行したとのこと。
- アーティスト: Juan Hidalgo,Walter Marchetti,Demetrio Stratos
- 出版社/メーカー: CRAMPS
- 発売日: 2010/01/26
- メディア: CD
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70年代にNHKに出演したときはバケツに電極を通してノイズ出してたそうです。
そんなカルトなものを放送してるNHKに感動。
80年代にもNHK出演をしてて、その時は森毅氏との対談で、
キノコ好きのケイジにちなんで七輪でマツタケあぶりながら対談してた。
録画したビデオがあったはずだが見つからん…
ジョン・ケージは建築家になるか音楽家になるか悩んだ末、
シェーンベルクに弟子入りします。
- 作者: エーベルハルトフライターク,Eberhard Freitag,宮川尚理
- 出版社/メーカー: 音楽之友社
- 発売日: 1998/12/10
- メディア: 楽譜
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シェーンベルクはキーの無い12音音楽の新体系を築いた現代音楽家ですが、
その反動なのかどうなのか、ジョン自身は偶然性の音楽にハマっていきます。
前述の「4分33秒」もピアノの前でピアノを弾かない曲ですが、
その間に聞こえる騒音がこの曲の音楽なのだそうです。
易などのチャンスオペレーションを用いた作曲も
人間の意図ができるだけ入り込まないための方法でしょう。
また、ジョンはシェーンベルクと同様に絵画も描きますが、
インクを染み込ませた糸を紙の上から落として模様を作る。
なんてこともやってました。これも偶然性の追求ですね。
ちなみにコレを学生時代に実践したことあります。
カレンダーを作る授業で日付の背景にこの模様を使ったのですが、
先生からは「抽象的すぎる」「主役が居ない」とか言われました。
ジョン自身は1968年にエリック・サティの
「ヴェクサシオン」の演奏会を開いたりしてます。初演です。
これは単純なフレーズを840回繰り返すという曲で、18時間かかるそうです。
(さすがにヴェクサシオンのCDはないので、ピアノ曲集にリンク)
- アーティスト: ビル・クウィスト
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私の記憶が曖昧で申し訳ないですが、
入場料を払って会場に入り、時間が経つごとに数ドルづつ返金、
演奏終了後には入場料分が手元に返ってくる。
ってシステムだった気がします。
すいません、軽く検索してもそんな情報が出てこなかったので。。。
えっと、話を最初に戻すと、演奏時間は689年ですよ。
鶴とか亀とかなら余裕でしょうが、
だれも最初から最後まで聴ける人間は居ないんです。
考えれば考えるほど、凄い曲ですね。
そもそも、最初から最後まで演奏してるか確認する人っているんですかね?
ネットカメラとかで中継してくんないかな。
※2006.1.8に別のブログに書いてた記事を加筆・修正しましたです